SSブログ

№199 松田初見(袖珍こけし) [鳴子系]

DSC02646 (480x640).jpg

所謂、袖珍こけしの中の作品です。平凡で何処も見所が無いように見えますが、よく見ると、顔と胴模様の描彩から、初見工人の強い意思が感じられてきます。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

№190 長谷川清一作(豆こけし) [鳴子系]

DSC01595ko.jpg

長谷川清一作の豆こけし。なんと小さく、なんて可愛らしいのか、言葉が見つからない。たくさんの豆こけしを観てきたが、この作品と出合えて本当に良かった。

この作品と出合えるまでに40数年かかってしまったが、それでも待っていて(伝統こけしの収集を続けていて。)良かったと心から思う。

これこそ、箱根の御芥子人形の再来と云える作品である。私は箱根の御芥子人形こそ、伝統こけしのルーツであり、東北地方に蒔かれた伝統こけしの「種」であると考えている。

江戸時代末期、東北地方の木地師が、上方見物の途中で観た(買った?)箱根湯本のお土産品の中に、御芥子人形があり、旅する木地師の目にとまった小さな木地挽きの御芥子人形、それをヒントに東北地方の温泉場(土湯、作並、遠刈田、鳴子)で発生(発芽=創作)したのが、今に伝わる伝統こけしの祖系になったものと考ている。

私には、この清一こけしこそ、江戸時代の御芥子人形を彷彿させるものであるが、いつかきっと、その内に箱根湯本の御芥子人形が発見出来て、その事が証明される時が来るものと信じている。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

№186 大沼(後藤)希三作(袖珍こけし№84?) [鳴子系]

DSC01527kizou.jpg

後藤希三作 袖珍こけし№84?

袖珍こけしは「№100まで頒布予定が、戦時中諸般の事情で№80までの頒布品で完了」とされていると言う事はよく知られている事実である。

№81以降、№100までの頒布品については、故中屋氏が№81として荒井金七作の袖珍こけしを『木の花11号』紙上で紹介しているが、それ以外の作品については、どの工人の作品が何番かを教える資料を私は知らないでいた。

その様な時に、入手した豆こけしの中に大沼希三作があり、底に「84」のスタンプ印が押されていたのを見つけた。確かな事は言えないが、80番以降の頒布品の中のうち、84番は希三工人の作品を予定されていたものと思われる。

この希三こけしが№84であるとするならば、あと残り「18」作品の袖珍こけしのナンバーリングが気にかかる。いつの日にか予定されていた100番までの全てのナンバーリングが解明される事を願ってやまない。(もしかして、100番までの工人名は既に分かっていのかも・・・?。私だけが知らないだけで・・・・!)

なお、描彩(特に目)に付いては眼点のハチャメチャさに、どう表現して良いか、言葉が見つからない。まるで、なにかの現代マンガで表現される目を見ているようである。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

№182 本間留五郎作(豆こけし) [鳴子系]

本間留五郎作

RIMG1179honnma1.jpg


本間留五郎工人の少し古い(昭和10年頃)豆こけし。この頃のこけしは「雅」な雰囲気を醸し出していて、好きである。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

№168 高亀制作(豆こけし) [鳴子系]

高亀製の豆こけし、武蔵作か?。

RIMG0051naruko30.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

№167 高亀制作(豆ねまりこ) [鳴子系]

RIMG0050ejiko30.jpg

№33・34のねまりこと同じ作者であるが、こちらは一筆目で描かれている。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

№158 小島正作「鳴子便り」(小寸こけし) [鳴子系]

鳴子の小島正が制作した、「鳴子便り」と名づけたこけし通信用のこけし。底の蓋がエジコに成っていて、その蓋を開けると中に通信欄用の小さな紙が入れてある。前に善松(№132)の小さなエジコを掲載したが、それも通信用こけしの底の蓋と思われる。


DSC05376naruko1.JPG

DSC05377naruko2.JPG

DSC05378naruko3.JPG

DSC05379naruko4.JPG
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。